このドラマのことはそれほど(←上手く言ったつもり)だったのですが、思うところが色々合ったのでやっぱり書きたくなりました。
間を置いてしまったので、ちょっとうろ覚えで間違ってるかもしれませんけど・・・。

このドラマはW不倫ドラマで、主人公の美都、旦那の涼太、中学時代に好きだったけど転校してしまい、思いをずっと伝えられなかった有島、有島の奥さんの麗華 の4人が中心のストーリー。

美都は占い師に、「あんたは2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる。」と言われ、そんなの嫌だ!一番好きな人が良い!そして有島くんのことも忘れられずに26歳になります。
けれど、結局は有島に再開することもできず、涼太にもプロポーズされ、2番目に好きな涼太と結婚。

しかし神様はいじわるなもので、結婚してしばらくしてからようやく有島に再開。
有島も美都のことが好きだったようで、二人はW不倫を開始。
しかし有島は結婚どころか、赤ちゃんまでいるという。

”あなたのことはそれほど”というタイトルは、美都が涼太に対して、あなたのことはそれほど好きではないけれど・・・。という気持ちがそのままタイトルになっているのですね。
まぁ、ひどい女ですね。

でもひどいけど・・・、美都は美都でかなり辛かったんだろうなっていうのが伝わってきました。
美都は、涼太以外にも男性とお付き合いするけど、やっぱり有島をこえるほど好きな人に出会えなかったんです。

結婚前に有島に出会えていなかったら、こんなことにはならなかったでしょう。
運命のいたずらに翻弄されてしまった女って感じ。
私が独身だから美都に肩入れしてしまうのかな・・・。

他人の男を横取りしたいわけじゃなく、一番好きな人に再開してしまい、どうしても一番好きな人と一緒になりたい気持ちが抑えられない美都。
美都と有島は、何度もこっそり逢引を重ね、美都は、「悪いとは思いつつも今が一番幸せ。」と感じます。

でもそんな幸せ(?)も長くは続かず、W不倫が涼太と麗華の両方にバレます。

この時の2人の対応が、違っていました。
美都は涼太と別れることを決意しますが、有島は麗華とやり直そうとします。

有島は子供がいるからかな?と思っていましたが、お互いに好意はあるものの、どうやら美都の方が気持ちが大きかったようです。

段々LINEの頻度も、美都→有島の方が多くなっていきました・・・。
既読スルーの有島に、「好きだよ、ちきしょう!!」と送ってしまう美都。
あぁぁ痛い、痛いわ~、でも気持ちめっちゃわかる・・・。

一方で、美都の旦那の涼太も、最初は温厚でマメで尽くし上手な良い旦那だったのに、W不倫が発覚してから、どんどんサイコパスな旦那に変貌・・・。(そうさせたのは美都だけど)
このドラマの一番不憫な登場人物かもしれない。

しかし、W不倫が発覚したあとの麗華は、ある意味、涼太よりも怖い。
子供を触ろうとした有島に麗華が、「手を洗って下さい」と言って触らせなかったんですよね。
その時の麗華の冷たい顔と言ったら・・・。

有島は完全に凍っちゃったかと思いきや、ガタガタと震えだしてしまって、本気で怯え始めちゃったんです。

それを見た私は、
(うわー麗華怖い・・・、これ有島、美都のところに行っちゃうんじゃない?)
って思いました。

美都と一緒にいたほうが癒されるし、美都を選ぶんじゃないのかと。
端折ったけど、ラブラブなシーンは有島と麗華よりも、有島と美都の方が断然多かったんで。

でも、後から思えば、この時の有島が震えていた理由は、追い詰められて逃げ場をなくして震えていたというよりも、麗華が本気で怒っていることをようやく痛感して、麗華の気持ちが離れていくことが怖くなって震えていたみたいですね。

有島のキャラ自体はムカつくのですが^^;、俳優さんは名演技だなぁと思いました。
絶妙なさじ加減で、表向きは美都と麗華、どっちに気持ちがあるのかわからないようにしていますね。
後から考えれば、あっ、そうかーってなるんですけど。

有島は結局、美都のことをどう思っていたんだろう?
きっと麗華が言うように、「あなたは綺麗でわがままな女に振り回されるよね」というタイプなのかもしれない。
イケメンでモテるので、美都以外の綺麗な女の子といい雰囲気になるシーンもありました。(麗華に出会う前ですが)
でも、それらの女の子の中では、美都は特別だったんじゃないかと思います。

ただ、美都と違っていたのは、有島にとって美都は、その当時、特別な女の子だった ということを自覚していたことかもしれません。
美都も結局は同じで、その当時、特別な男の子だった ということなんですね。
だから、年月を重ねた有島に「あれ?有島くんて思ってたよりも悪い人?」など、ギャップが生じたりします。

ちょっとうろ覚えなのですが、美都の親友の香子に、「その当時の好きな人と、現在の好きな人は別でしょ。」って言われて、やっと美都は、「そうか私が好きだったのは、中学時代の有島くんなんだ。」って自覚するのです。

これ普通の人は、そんなこともわからないの?って思うのでしょうかね・・・?
好きな人に触れられず付き合うこともできずに大人になると、こんな風にこじらせちゃうのわかりますわ・・・。
まぁ、不倫とはいえ、好きな人と付き合えた美都は、私なんかより余裕で進んでますが・・・。

色々考えた美都は、一度は別れた涼太に、「涼ちゃんがよければ、もう一度涼ちゃんと・・・。」と切り出しますが、最後に涼太は、「同情なんかいらない。それにもう正直、みっちゃん(美都)のことはそれほど。」とまさかの反逆w
まさかまさかのタイトル返しでした。

そして、このドラマのオリジナルシーンだと思うのですが、サイコパスに変貌して、何が何でも美都と別れないと執着する涼太に、涼太の友達の小田原(原作にはいないキャラだそうです。)が、涼太と美都にいうセリフに私はジーンとしました。
小田原は、涼太と友達なのにもかかわらず、涼太と別れようとする美都に協力的でしたが、実はゲイで涼太のことが好きなんですね。だから2人が別れることに協力的だった。
でも、小田原自身のためじゃなく、最初は2人が幸せならいいと結婚時は祝福したけど、既婚者に未練がある美都と、何度も別れると言う美都を執拗に阻止する涼太に対して、もういい加減にしろって思っていたみたい。
この小田原が、「2人とも欲深すぎるんだよ!俺なんかどんなに苦労したって、正しく生きたって、一生報われない。」と言い、あんなにしつこかった涼太がピタッと執着をやめました。(表向きはだけど)
一生報われない・・・、すごくわかるな・・・。

最近のドラマは、いくらなんでもゲイが多すぎるとちょっと思いましたが、小田原の俳優さんの演技がまた良くて、BLセンサーが敏感な私でも、途中までゲイだとはわからなかったです。

最後のシーンはうろ覚えですが、1年後のストーリー。
有島と麗華は、無事に元サヤ。
別れた美都と涼太は、たしか結婚式場かな?で再開。
涼太は女性と一緒で、美都は「涼ちゃん結婚するんだ・・・。」と勘違い。
それを見ていた小田原は涼太に「いいの?」って感じで見るけど、涼太は余裕の表情。

このラストが原作とは違うみたいですね。
私は原作を読んでないからわからないのですが、そもそもキャストに不満がある原作ファンもいたとか。
美都役と有島役は良いとして、涼太と麗華が原作と違って美形すぎるらしいのです。
涼太も麗華も原作は、地味で冴えないみたいですが、ドラマでは涼太はイケメンですよね。(メガネは変だけど)
麗華も私の感想では、美都よりも可愛いかな?と思えます。
麗華の「私なんか地味で・・・」みたいなところがありましたが、地味かなぁ~?^^;って思っていました。
原作ではそういう設定だったんですね~。
うーん、それを知ると、もうちょっと原作に寄せて欲しかったなぁと思います。

ドラマでは最後、美都と涼太の立場が逆転しましたが、原作ファンからすると、涼ちゃんが「みっちゃんのことはそれほど」と言うなんてありえないと感じた人もいるようです。
実際、原作の涼ちゃんは、みっちゃんに最後まで優しく、好きという気持ちも残っていたようです。
(離婚はしていましたが。)
ドラマで立場が逆転できたのは、涼太役の人がイケメンだったからじゃないかなと思えます。

麗華も原作の容姿的には、中の下くらい?みたいで、ドラマではそんなことなかったですね。
なので麗華がどうしてイケメンでモテる有島くんがどうして自分を選んだのか、不思議に思っていたようです。
いやいや、中の下ならありえると思いますがね。私から見れば・・・^^;

と色々と思うところが多かったドラマでした。