ツイッターで話題になっていました。
「アンパンチ」で暴力的に? 心配する親も…メディアの暴力シーンは乳幼児にどう影響?

先に結論を言いますと、アンパンチで暴力的になる可能性はあると思います。

ただ「アンパンチ」だから、と言うのは、ちょっと違います。
子供にアンパンチを見せたら、子供も人にアンパンチをするようになるとか、必ずしも「イコール」なわけじゃないじゃん。という反論も多かったのですが、確かにそれはそうだと思います。私は、もしかしたら、こう言いたかったのかな、と私が勝手に解釈を付け足してみます。

アンパンマンを見て、子供が暴力的になってしまう可能性があるとしたら、アンパンマンを見て「正義であれば(こちらが正しければ)、相手をパンチしても良い。」と考えるようになってしまうことです。
肉体にパンチをするだけじゃなく、最近はネットで簡単に、相手に精神的パンチを与えられてしまいます。
上の理由ならまだしも、パンチをしても良い大義名分が出来てしまうと、自分から悪人を探すようになるかもしれません。
私だけかもしれませんが、アンパンマンは、そのメッセージ性?が他のアニメよりも強い気がするんです。
ウルトラマンとかもそうなのかな?最近は見なくなったけど。(というかそういえば、私も見たことない。)

現代人の子供を持つ親が危惧しているとすれば、今ってテレビでも行き過ぎたバラエティーとかは、すぐに問題になるし、子供はある意味、優しくて平和であることを良しとして育てられているのかもしれません。(ネットがある分、昔よりもたくさんの人と簡単につながれるので、昔よりもたくさんの人にムカついたりすることもあると思います。その度に怒っていたら大変なことになるし。)それに、昔ならアンパンマンを見ても、当時よくあったヒーローアニメの一つでしかありませんでしたが(まぁアンパンマンは秀逸ですが)現代だと他の幼児向けアニメと比べると、刺激が強く見えるかもしれません。ドラえもんも今や昔と別アニメ・・・。

いやいや、それを言ったら、ワンピースとかパンチどころじゃないじゃんって思われそうなんですが、うーん、ワンピースは、さくっとパンチ一つで解決^^ってわけでもないし、敵も味方もはっきりしていない時もあるし、敵も良い人だったパターンもあるし、主人公が間違ってて周りの人や時に敵からの影響で成長することもあります。
アンパンマンは、圧倒的高みから圧倒的に自分が正しい立場で、パンチをしてくるのでね。
(あ、でもたま~に、アンパンマンが勘違いして、実は悪いのはドキンちゃんとかで、バイキンマンに謝ってたこともあったっけ??何十年も前で忘れたけど^^;)

アンパンマンのアニメは、私も90%必要ないと思っているのですが、アンパンマンのマーチだけは失くなると惜しいですね。
「愛と勇気だけが友達」って、そんな人(そんなパン?)いるわけないじゃん、って普段の平静な状態なら笑って否定できるんだけど、本当にへこんでいて悲しいときに、小さいころ聞いた歌をふっと思い出して、口ずさんで、滝のように泣いて救われることもあるからねぇ・・・。

このアンパンマンのマーチに感動するのは、この歌だけじゃなくて、アニメ込みかもしれない。
私なりに勝手に考えた落としどころは、アンパンマンのストーリーやキャラクター関係を大幅に見直したり、アンパンチを失くすとかした方が良いのかも・・・。

アンパンマンなんですが、作者のやなせたかしさんが戦時中の経験が影響しているみたいなんですね。
アンパンマンが、顔をちぎってパンをあげるというのは、自分の命を相手にあげる自己犠牲を表しているのかもしれません。
食べ物がなかった戦時中は、相手に食べ物を与えることは、自分の寿命を相手にあげることに等しいので。
でも、もう戦後70年以上経過しているし(私も戦争経験はもちろんないけど)そんなことわかんないよ。
戦争中は敵味方がはっきり分かれていたし、敵からは当然だけどパンチだけじゃすまないし、敵や悪い人が居てもパンチで済ませているアンパンマンは優しいと思います。
時代が違うだけで、感じ方が全然違ってくると思う。