また昔働いていた工場のことを思い出しました。
これまでに、くどいほど連呼してきましたが、私は底辺ですね^^;
私は、とある大きな工場で10年近く働いていましたが、時間に融通のきく20代独身実家住まいだったため、部署を転々としていました。
どの職場でも基本底辺のポジションですが、そうじゃない部署もありました。

それは、全員が年配の人の職場ですね。
ほとんどが定年間際の60前後のおばちゃんばっかりの部署でした。

若いねぇ、よく働くねぇ、ってチヤホヤしてもらえるんですよね。・・・私でも。
他の部署だったら、質問したいことがあっても、今話しかけていいのかとタイミングを見計らったり、話しかけてもいいタイミングに見えても、休憩したいモードや話しかけるなオーラが出ていたら話しかけられないんですよね^^;
で、それで話しかけられず、後回しになって問題になって、怒られたりもしましたわ・・・。
話しかけたことによって、ほんの1ミリでも私の情報を頭の片隅に入れていいのか、細心の注意を払っていましたから。
そこまでするか?って聞かれると、工場で底辺が10年生き残るには必要でしたね・・・。
いや、私の情報を頭の片隅に入れたことによって、話しかけた人が・・・、例えば私がAさんに話しかけたとして、Aさんがその後に仕事をミスったとしたら、Aさんは空気を読まず話しかけた私のせいにするんですよ。言葉にはしませんけどね。次の日から冷たくされるんですわ・・・。

私がAさんに話しかける→Aさんが仕事をミスする→金葉さんに話しかけられた内容を少し考えなから作業してしまったことによってミスしてしまった→Aさんは金葉のせいだと考える。
ボス的な存在の人がAさんに話しかける→Aさんが仕事をミスする→ボスに話しかけられた内容を少し考えなから作業してしまったことによってミスしてしまった→Aさんは、どうしよう、ボスに知られてしまったら、ボスはもう私に話しかけてくれなくなるかも。私のせいですごめんなさいごめんなさいとAさんは考える。いや、そもそもボスに話しかけられた後は細心の注意を払ってミスしないようにするだろうけど。ボス的な人に話しかけられたことが負担になっただなんて、伝わったら困るしね・・・。

今の私なら、もう年もとったし、底辺なので職場で働くとしたら完全に「できないキャラ」で行くんですけど、当時は20代だったので、仕事は一生懸命でヘラヘラヘコヘコしている底辺キャラでした。
今の私はもう、あの頃に戻るなんてムリ・・・、しんどすぎる。
一方で、もし昔の私が今の私を見たら、ダメ人間どころかクズを見る目で私を見るんだろうなと思ったりしますね・・・。
何こいつ生きる価値ないんだけどみたいな目で・・・。
そして私はこう反論する、「いやアラフォー底辺の私が働くのは、20代の底辺だったころの私よりほんとキツイから。」と。

妄想をそのまま文章にしすぎて、あとから読むと何だこの文章みたいになってそう^^;すみません・・・。

今の私が働くとしたら、「若い頃の私のような人」と一緒に働くのもキツイ。
若い頃は、一生懸命さを最優先することが、ある程度許されていた。
年を取ると、若い頃以上に空気の読み合い。若い子はどう動くだろう?と考えながらの仕事になる。
ある意味、若い子に合わせる感じ。
そうすると、自主性が全くないし(仕事にやる気がないように見える)作業がワンテンポ遅れるし、私の若い頃はそんなアラフォー底辺の人を見て、「ああはなりたくない。」「私は真面目で一生懸命で、見た目は悪くても中身の出来は良い」と思っていたんですよね。早い話、見下していました。

ねぇ昔の私・・・。今の私は、”ああはなりたくない”という職場に居るアラフォー底辺どころじゃないんですよ・・・、職場にすらいないんですよ~、あなたは体ぶっ壊して将来クビになるんですよ~、って言いたいわ。
でも昔の私は、そんなことは知らない。

職場で昔の私のような人に見下されるだけなら、まだいいけど、甘えてくることがある。
その甘えとは、さっきの例えのように、わからなことがあったら、空気やタイミングなんかを延々と読まずに、気楽に話しかけること。

私もクビになる寸前くらいには、そろそろ30歳に差し掛かっていて、若者扱いではなくなり、若い子に合わせるような仕事の仕方に変わりつつあった。
昔の私のような人に質問されたら、答えてあげたかった。
でもなかなかどうして、底辺の私が持っている情報は少ない。

昔の私のような人と一緒に仕事をすると、「あぁ今私にがっかりしているんだな。」「今私のことを見下しているんだろうな。」って他の人よりもわかりやすい。

部署によってバイトリーダーになったこともあり、その時は持っている情報も増えたけど、実質の権限はあまりない。
(情報を持っていても、教えていい場合とダメな場合を見極めなきゃいけない。)
バイトリーダーは、本当にリーダー的な人がなる場合もあれば、底辺の私に押し付けられる場合もあるんでね^^;
ちなみにバイトリーダーだった頃に聞かれて困った質問は、「生産終了は何時?」とか。
私は何時に終了してもいいようにしているけど、何時かあらかじめ知っておいて、必要以上の労力は使いたがらない人も多い。
っていうか、生産終了時間って、普通の工場はそんなにコロコロ変わらないと思うのですが、私が勤めていたところは、本当にしょっちゅう変わっていました。
後工程の出来高の把握もいい加減だったり、前工程で、あ、すんません延長でーす、といきなり言っても許されるのに、なぜか私はしょっちゅう生産終了時間を聞かれ「23時ぐらいかも、後で変わるかもしれませんが」と言ってもダメで。(そう言うと23時だと思い込む人が多いから)「色々事情が有って、コロコロ時間が変わるかもしれないので答えられない」と言うと、「えー、他のリーダーは、ちゃんと答えるのに~」とか言われるし^^;
あのねー、他のリーダーなら、貴方たちもちゃんと聞く耳持つでしょ?「23時ぐらいかも、後で変わるかもしれませんが」と言ったら、その言葉通りにしっかり動くでしょう?
なんて言いたいけど、言えない底辺・・・。
「23時ぐらいかも、後で変わるかもしれませんが」と言った後に、生産延長になって(もちろんすぐに伝える)資材が足りなくなった時の空気といったらもう・・・。なんで私が悪いみたいな空気になるんだろうか^^;
新しい資材を出すと、棚卸が面倒になるらしく(?)あとは、場所をどーんととっちゃうので、掃除がしにくくなったりする。
要は、資材を出すか出さないか、その選択を間違うと、なぜか私のせいみたいな空気になる・・・。

そんな私の冒頭の話なのですが(またやっと本題か)まだ私が22歳ぐらいだったかな?
見た目に負い目がある私でも、年配の人たちは全然大丈夫でした。
母より年上の人たちなら、若いという取り柄があるだけで好意的にしてくれるだろう、という自信があった。
普段、外見に振り回されている私が、唯一、自然体でいられました。

(あ、今のうちに聞いておいた方がいいかも)って思ったら、すぐに聞ける気楽感。
話しかけると、ニコって笑ってくれたり、特に愛想がなくても、そんな日もあるよね、とか、そういう人なのかな?って思って気にならない。
伸び伸びと作業ができて、あ、私でも緊張しなければ、ちゃんと作業できるじゃんって思える。

「も~、金葉ちゃん、ずっとこの部署にいてくれたらいいのに!おばちゃん社員の人に掛け合ってこようか?」なんて言ってくれる。

私も、ずっとここにいたい!

けど・・・、

段々と調子に乗ってしまう私・・・。
そのうちに、厚かましくなって、今忙しいだろうというタイミングでも話しかけたり、やっぱり年配の人は作業が少し遅いので、「こうすればいいんじゃないでしょうか?」と上から目線のアドバイスをしてしまったり・・・。
人生も工場歴も私より断然長いベテランおばちゃん。顔には出しません。
「金葉ちゃん、さすがね~。」なんて、流してくれる。

でもそのうちに、こう言われてしまう。

「金葉ちゃん、若いから、若い子はやっぱり若者と仕事したほうがいいんじゃないかなぁ~^^」

褒められたようで・・・、
突き放されたような・・・。

そのうちに期間終了が近づいてくる。

あのおばちゃん掛け合ってくれたかな・・・?なんて淡い期待を抱きながらも・・・。

「金葉さん、来月から××部署で^^」とシフトリーダーに言われる・・・。

(やだ!やだぁぁぁ、ここに残りたい!!)
布団の中で、噛み殺したようにシクシクと泣きました。
しかしよく泣くな私は^^;

来月から、また地獄が待っている・・・。

それからは、底辺らしい工場ライフを送った後、数年後くらいに、また年配の人たちばかりの部署に。
今度はうまくやろう、としました。そこまでうまくは出来なかったけど、そこそこソツなくこなしたつもり・・・。

しかしソツなくすぎて、仲良くなれず^^;

アラフォーの今だったら、何となくわかる。若い頃の私とずっと働き続けるのしんどいかも^^;
どっちみち仲良くは、なれなかったんだよ。
それは、そんなに悪いことではなく、今ならあの時のおばちゃん達が、どう思ってああ言ったのか何となくわかるので、思い出しても辛くならない。若い頃はちょっと辛かったですね・・・。

それにしても、工場にいた頃のことを時々フラッシュバック(?)のように思い出してしまいますね。
働いていないと、時間が止まったようになるのかな・・・。