工場で検品が上手くなる方法を書いてみます。by底辺のやり方です。
あ、仕事始めましたとかではないです^^;また昔の話です・・・。

職場でそこそこ以上の地位を築いている人には役に立たない情報だと思いますが。
工場の仕事のしやすさは、底辺レベルが大変大きく響きます。マジで私は死ぬほど辛かったです。
今思い出しても時々雄叫びをあげたくなったり、いきなり泣いてしまいます・・・。
たくさんの工場で合計10年以上働いて場数は踏みました^^;

工場は、人間関係第一でした。特に私のような底辺には・・・。
大事なことなので、声を大にして言います。

工場は人間関係第一です。

工場で人間関係をそこまで気にしなくてもいいとか、会話少なくて精神的には気楽と思っている人は、ほとんど工場に行ったことがないか、工場でそこそこ以上の地位を築いている人です。

検品の仕事内容ですが、
そのラインでの検品が初めての場合、最初に良品を見せてくれます。
そして、不良品のサンプルみたいなものも見せてくれます。

私は最初、不良品のパターンももちろん覚えていましたが、良品を徹底的に脳内に刻みました。
不良品のパターンは、最初に見せてくれた分以外にもあるだろうから、何よりも良品をしっかり覚えておこうと。

ですが、そもそもこの最初に見せてくれた良品がですね、不良品に近い場合があったんですわ^^;
良品として見せてくれた製品自体が、ちょっと色が薄かったのです。
いざラインがスタートして、流れてきた製品が、色が濃かったんです。
私が「あ、すみません色が濃いかも」と言うと不機嫌そうに「別に」とだけ言われました。
まぁ返事があるだけいいですわ。中にはシカトする人もいます^^;
シカトされたのか~、と思って、それで引き下がったら後で「kinbaさん色濃いじゃない!もっと早く言ってよ!!!」とかもありますわ。ここで言い返そうものなら、明日は仕事内容一切教えてもらえないか、最悪の場合、底辺で逆らうような人間はクビになります。家に帰るとき原付を走らせながら「ああああああー!!!!」と雄叫びを上げるか、号泣するかしか出来ない小心者でした。

私は独身で若かったので、とにかくその広い工場で様々な部署に行きました。
初めましての部署や、1年ぶりの部署もあります。
不良品のパターンも、その部署の人に好意的に思われているかどうかで、教えてもらえるかどうかかかっています。

そうです、検品が上手くなるコツは、出来るだけたくさんの不良品のパターンを事前に教えてもらえるかどうか です。事前に知っていれば、かなり対処しやすくなります。むしろ知らなかった場合、不良品が出てから「これ不良品ですか?どうすればいいですか?」と聞かなければならなくなり、結果「もういい!私がやるからどいて!!!」とかなり怒らせることになります・・・。
不良品をちゃんと捌けなかったことが悪いんじゃありません。嫌われた私が悪いのです。
私が嫌われていなければ、この不良品のパターンも事前に教えてもらえた可能性があります。

これ、検品の仕事です。すごいですよね。
検品って、じっと製品見てるイメージがあると思います。
もちろんそういう工場もありますが、むしろじっとしている時間がほとんどないような忙しい場合もあります。

ちなみにどんだけ怒られようが聞かなければなりません。勝手に判断したら危険人物扱いでクビです。
ただ、何日かその部署にいて信頼関係を築いてくれば、(この人はこれ以上聞くと怒るな、この作業は聞いて、これは重要度が低いから自分で判断しよう)などわかるようになります。もちろん向こうはベテランなので、私が勝手に判断したことはすぐに気がつかれますが、何も言われずにスルーされます。その反応などを見て、これは自分でやっても大丈夫なのかと判断したりしました。
死ぬほど暑くて、重いものをガンガン運ぶ部署だと、もうベテランで教える方も余裕がないのです。
周りは皆ずっとイライラしていますので・・・。

あと、工場ではメモ禁止です。(工場によるかもしれませんが)
なぜかというと、「異物混入の可能性があるから」とベテランの人に教えてもらいました。
私はあまりに覚えられなくてメモを持っていったら、「異物混入の可能性があるからメモは禁止!知らないの?そもそもメモなんか取られたら、こっちは仕事の半分も説明できないじゃない」と怒られました。
非常にもっともな意見です。
私は、いつも仕事が終わってから家に帰ってすぐメモしていたのですが、あまりの忙しさに「しまったあの時何て言われたっけ・・・?」となってしまうことが多かったのです。

ただ、社員がメモをしているのを時々見ていたので、ちょっと腑に落ちないところもありました。
後に知ったのですが、社員は覚える量が多いのと、複雑なのと、ラインから離れてはいけないパートと違って、ラインから離れても社員は問題ないので、離れてメモを取るのは大丈夫というルールらしい。(工場によって違うかも・・・。)
ちなみに、絆創膏も工場指定の分しか使っちゃいけないところもあるので、気をつけて下さい。

なのですが、若くて可愛いパートの新人がマイメモ帳でメモをし始めた時、「まぁあなた若いのに偉いわねぇ~!」と言っていたのを目の当たりにした時は、ルールなんてあってないようなもんだ、と思わずにはいられません。
まぁでも、ダメなものはダメなので、後でやんわりと「でも工場でメモ取るのはダメなのよ~」って言われたようですが。

そしてこのブログでは何回か書いたことがあるかもしれませんが、工場で一番キツかったのは、おしりふき工場です。
若くて綺麗な女子が意外と多いです。赤ちゃんのための商品を作りたいという夢と希望を持ってやってきたのでしょう。
ですがその若い子たち皆が、しょっちゅう泣いていました。何で私はこんなに出来が悪いのだろうと・・・。
いや、ち、違うよ・・・、基準おかしいよ、、自己肯定がかなり低くなってる・・・、工場の中でもおしりふきはトップクラスでキツイ仕事だよ・・・、と言いたかったのですが、底辺で話す機会がなかったもので、言わずにその職場は去りました。
私は3ヶ月の短期間でしたが、すごく長く感じました・・・。
地味に重いんですね、おしりふき。機械の調子が悪い時に、そのおしりふきがどわーっと、凄まじい勢いで流れてきた時は絶望します。
でもコストを下げるために人件費を削っているのか、1人1人の仕事量が本当に多かった。
う~ん、工場によるかもしれませんが・・・。

余談ですが、その若くて綺麗な女子の中でも、とびきり美人な子がいましたが、彼氏にDVを受けていました。
ずっと体だったので隠していたようですが、ついに顔に大きな青あざが出来、その状態で出勤していて、かなり心配されていました。
私は正直(あなたみたいな綺麗な人は受付嬢とかしてたらいいのに・・・。)と、冷ややかな目で見ていました。
なんか私も色々と救いようがない性格だな・・・。