女の子が自分の容姿を自覚するのは・・・、早ければ ”物心がついた時ぐらいから” です。
大体は、周りの大人に気づかされます。

私と私の周辺の場合ですが、私には妹がいて、妹は結構可愛いです。
特に、幼少時代はアイドルになれそうなほどでした。
ですので、周りの大人たちは、私と妹で違うことを言いました。

妹に対しては、
「まぁー!すごく可愛い子ねぇ~。」

私に対しては、
「お母さんに似てるねぇ~。」

可愛い服を買ってもらい、それを着た時は・・・。

妹に対しては、
「可愛い!すごく似合ってる。」

私に対しては、
「あぁ~・・・・・・。えっと~、よかったねぇ~^^;」

子供心に両方可愛いって言えばいいじゃん?!って思ってました。
何で私と妹で言うことを変えるの?何で私には可愛いって言わないの?

一方、可愛い子も自覚が早いですね。写真を見ると大体わかります。
可愛い子は、ちょっとブリッ子ポーズというか、首をナナメ45度にしたり、おねだりポーズをとったり、アヒル口の子がするような表情やニコッと笑ってたりとかします。
私の妹は人見知りが激しいので、あまり写真を撮りたがりませんでしたが・・・。

私自身は幼少期ですでに、写真を撮る時は、可愛い子の後ろに行くように気をつけていました。
ただ背が低いので結局、「前においでよ~」と言われてしまうのですが・・・。

こんな感じでうすうす気が付いていた私ですが、自分の容姿が悪いことにはっきりと気がついたのは、幼稚園の演劇の時でした。
衣装を着て踊って、お父さんやお母さんに見てもらうっていう。
その演劇の前日くらいに、おませで可愛い子が赤い塗料か何か?(ちょっとうろ覚えですが)を口に塗って、口紅みたいにしたんです。
他の女の子たちも、「私も~」って真似して塗りました。

それを見て私も、おそろおそる真似してみたんです。
すると可愛い女の子2人が私を見て、「え~~・・・。」ってあきらかに苦笑いして私を見るんですね。

私は、すぐに口紅を拭き取りました。
女の子2人は、それを見て満足したのか他の子のところに行きました。

私は心臓をバクバクさせながら、「あの”え~~”ってどういう意味だろ?私の気のせい?気にしすぎ?」と考えていました。
その日は、気のせい気のせいと言い聞かせながら寝ました。

しかし次の日の演劇当日、演劇が始まる直前になって私はぶわ~~~っと泣き出し、「エーン。演劇やりたくない~。」と泣き喚いたそうです。
幼稚園の先生と母親が私を見ながら、「どうしてどうして?」と何回も尋ねても、私はずっと泣き喚くだけで答えなかったそうです。

私が演劇直前に泣き出したのは、「私なんか人前に出ちゃいけないんだ~」と思ったのと、「口紅を馬鹿にされたことが辛くて泣いてることを知られたくなかった。でも幼稚園の先生にヨシヨシしてもらいたかった」からでした。
(私は幼少期から「お母さんに似てるね」と言われ続けたことで、母が嫌いになり、幼稚園の先生に甘えていました。)

なので、女の子は早ければ幼少期に、自分の容姿を自覚すると思います。

そういえば私の妹は、父似なので可愛いのですが、小学高学年くらいになると、さすがにアイドル並までではなくなっていました。

ある日のこと、妹にはかなりキツイ出来事があります。
私と妹と母とで買い物をしていた時、母の職場の40代くらいの主婦の人?とばったり出会いました。

その人が、「あらぁ~姉妹?ソックリねぇ~!」と言ったのです。
妹が凍りつきました。
ただならぬ空気を感じた私は(いやいや似てないじゃん、妹のほうが可愛いって訂正してぇ~。)と心の中で祈りましたが、その願いは叶わず、「じゃぁね~!」と去ってしまうのでした。

それから妹はすっかり不機嫌になり、ワガママな性格へと変貌していきました。
私に八つ当たりしたり、親にワガママを言うようになったんです。
自分の方が、姉より上であるという確認作業だったのかもしれません。

実は私は、この記事で「家に帰れば、いじめっ子からは逃れられた」と書いていました。
中学生の頃に3年間いじめられていた私の体験記録

実際は、学校のクラスメートからのいじめからは逃れられましたが、妹からのいじめがありました。
妹のいじめは肉体的(叩かれたり蹴られたり)があったので、キツかったです。
妹のほうが背も高く力も強かったので、反抗できなかった。

私が学校でいじめられていて、友達から教科書を借りれないことを知っていながら教科書を糊付けしてページが開かないようにしたり、クレヨンで何十ページも塗りつぶされたりしました。

クレヨンで塗りつぶされたページを開くわけにも行かず、別のページを開けていると先生に、「金葉、今52ページだぞ?」と言われて、無理やり52ページを開かれてしまったことがありました。(もちろん先生に悪気はなかったと思いますが。)
しかしそのページを見た先生は、一瞬絶句したのち、何事もなかったように授業を進めていました。
多分、私がいじめられたストレスで塗りつぶしたんだろうと勘違いしたんだろうなぁ・・・^^;

容姿の劣等感は人を残酷にします。私は自分の容姿が嫌いです。
でも私はそれだけじゃなく、自分の容姿を棚に上げて、容姿の悪い人を嫌うのです。
私が容姿の悪い人を嫌いじゃなければ、自分にこんなにもコンプレックスを抱くことはなかっただろうなと思います・・・。
せめて私の心の中から、容姿の悪い人を嫌う気持ちがなくなってくれたらいいのに。